睡眠のコツを実行するだけで脳のパフォーマンスは上がる メンタル不調になりにくい心身をつくる 「眠る投資」

昼間の集中力、反応力の低下 ミスが多い 朝起きられない 倦怠感 やる気がが起き

ない 頭にモヤがかかった状態などを感じている方 改善したい方に読んでもらいたい

 

それが 「ハーバードが教える世界最高の睡眠法 眠る投資」です

 

 


眠る投資 ハーバードが教える世界最高の睡眠法/田中奏多【1000円以上送料無料】

著者プロフィール

田中 奏多 (たなか かなた)

 

東京TMSクリニック院長 医師 調理師

 

ハーバード大学TMSコースを修了 2019年の時点で日本人に対する1000症例以

上のTMS治療を行い精神科教授 神経内科専門医 脳外科経験を生かした臨床工学技士

チームで「日本人に合わせた最先端のTMS治療」を提供している

 

TMS治療 特殊なコイルを用いて脳の外側から大脳を局所的に刺激する治療法 脳の持

つ回復力を最大限に引き出す治療

 

 

 

 

この本を読もうと思ったきっかけ

 

私の仕事は時間が不規則で 朝3時、4時出社が2週間 5時出社が1週間 13時出

社が一週間となっています

 

早い時間に寝ようと思ってもなかなか寝付けない 仕事中ぼーっとして先のことを考え

れない 少しのことでイライラするなどがあり その時は仕事からくるストレスが原因

だと思っていたのですが日々の生活を見直してみたところ「睡眠不足からくるストレス

ではないか」と思い この本を購入してみました

 

序章 第一章~6章の構成

 

第一章 いい睡眠が人生をつくる

 二章 睡眠という投資

 三章 究極の眠る投資 ①睡眠法

 四章 究極の眠る投資 ②食事

 五章 究極の眠る投資 ③運動

 六章 究極の眠る投資 ④脳の使い方

 

参考になった所

 

睡眠の乱れによる日中のパフォーマンス低下は最初に自分では意識できない

正直 ストレス イライラ 集中力欠如など睡眠不足から来ているものだと気づくのに

1年くらいかかりました(遅すぎ)

 集中力欠如→イライラ→ミス の流れ

同じインプットでもアウトプットが変わる

 

体の変化が脳へ伝わり 脳の状態が変化することで心の状態が左右される

身体 脳 心はすべて連動しています どこか1か所が崩れると他の部分も崩れてしま

います

 

以前教わったことがパッと出てこない 何を話していたのか分からなくなった 言葉が

出にくくなったりと小さいストレスが積もっていました 

 

起きてから3~4時間後に眠気がないか 爽やかに頭が働いているか

 

体のリズムが整っている時は この時間帯に脳の働きが一番よくなります

この時間に集中する仕事を入れることで作業効率も上がります ここで眠気を感じたり

頭がボーっとする症状があると要注意です

 

たまたま私の職場は4時~8時が一番忙しい時間だったのでまだ頭はかろうじて働いて

いましたがピークを過ぎると気を失いそうになるほどの眠気に襲われていました

 

どう夜に休むかではなく どう日中に動けるかにフォーカスした睡眠のとり方が重要

夜寝れないから昼寝を一時間する 週末にまとめてがっつり寝る 寝不足であまり体を

動かしたくない等は逆効果だった 休憩時間 休日の軽い運動 昼の仮眠は10分~1

5分以内にする

 

お昼にしたい睡眠 「計画仮眠」

起床して4時間後に一番頭は冴えますが 起床後8時間後になると脳のパフォーマンス

が落ちます

 その対策が計画仮眠

 

 眠くなる前に実行する

 

  1. コーヒーや紅茶などカフェインを含むものを飲む(カフェインは約15分~20分で効果が得られ目が覚めやすくなります)
  2. 仮眠の時間は10分~15分にとどめる
  3. 椅子に座ったままうつ伏せになり 首を固定する
  4. 目を閉じるだけでも良い(目を閉じるだけでも脳は休まります)

私は4時出社の時は帰宅するのがだいたい15時~16時なのですが帰宅して晩御飯を

食べた後 猛烈な眠気に襲われ 気が付いたら床やこたつで寝ていた というのをほぼ

毎日繰り返していました で2,3時間後に目が覚めてそこから全然眠れない→仕事中

眠いのスパイラルでした

 

この計画睡眠を晩飯後の一番眠い時間に取り入れることで夜寝れるようになった

 

「眠くないのにベッド」は逆効果

 

 眠くないのにベッドに入り3,4時間眠りを待っている不眠症の方も多くいます

 

実はこの行為は逆効果の努力になっています 脳は単純で眠くないときにベッドに入る

と「ここは眠る場所じゃないんだ」と認識しベッドに入ると目が覚めてしまう状態にな

るのです

 

 確かに床やこたつで寝る日が頻繁に続いたときに今日はベッドで寝ようと思っても寝れ

なかったのはこういうことか と気づきました

 

 

まとめ 

医師でもあり調理師でもある著者 田中奏多さんはトリプトファン(不眠解消、集中

力、記憶力を高める効果)が豊富な食べ物として「お味噌汁」を取り上げています 

 

眠りをサポートする味噌汁レシピ を写真付きで紹介しています

 

この本を読んで感じたのは睡眠は削るものではなく投資するもの 忙しいからこそ 脳

 身体 心を整える第一陣として睡眠の重要性を皆さんに知ってもらい 改善し豊かな

生活を手に入れてもらいたいです